鍼が苦手な方へ
2019.07.30更新
こんにちは、ガリガリ君は梨味派、きたの院永田です。
以前にも触れたかと思いますがきたの院の患者さんの約6〜7割程が鍼治療を何らかの形で受けています。
残りの3〜4割は鍼治療の経験が以前にもあって痛い思いをした、鍼治療の経験は無いが怖いから敬遠してる、症状が落ち着いてきたから鍼を打たずに治療を行っている等理由は様々です。
後者はともかく前者2つだと余程のことがない限り鍼を受けたいと思わないでしょう。
あえて怖い思いをしながら鍼を受ける必要もないので今回はそんな方に向けた鍼の代替案を何個かそれぞれのメリットやデメリットを含めご紹介します。
まず最初に鍼のメリット・デメリットから
ーメリットー
①体が本来持ってる鎮痛機構の働きの補助
②体に異物を入れることでそれに対して働く免疫力アップ
③マッサージで届きにくい筋肉に対して最短距離での刺激ができる
④刺激を入れた筋肉が緩む
⑤刺した場所の周囲の血流アップ
⑥皮膚温と新陳代謝アップ
ーデメリットー
①怖い人にとっては緊張してしまう
②内出血のリスク(時間が経てば消えますし、基本的に問題は無いのですが気にする方は気にするので)
③鍼の効果であるズーンとした響きが人によっては痛いと感じてしまう(気持ちいいと仰る方もたくさんいます)
思いつくとこでこんなとこでしょうか?
では次に鍼の代替案のご紹介です。
・ライズトロン
特殊な高周波を当て患部やその周辺を温めます。美容鍼を受けたことある人ならなじみ深いかも知れません。
温めると言う意味では鍼の代替ってよりはお灸の代わりというイメージ。
ーメリットー
①温める事で筋肉が緩む
②深部の筋肉まで温められる
③痛みを感じない(温めすぎると熱いと感じる方もいるようです)
④温める事で血流・新陳代謝アップ
ーデメリットー
①皮膚の薄いとこだと熱く感じやすい
・吸玉(吸角・カッピング)
特殊なカップを皮膚に当て中を真空状態にする事で筋肉ごと吸い上げます。その状態で数分置いた後空気を入れる事で血流などが一気に解放されます。
ーメリットー
①血管が拡張する事で血流アップ
②皮膚の温度と新陳代謝アップ
③今の身体の状態を知る事が出来る
④老廃物の排出効果
⑤吸い上げてたのを解放する時がめっちゃ気持ちいい ※N氏の個人的な感想です。全ての人に当てはまるわけじゃありません。あしからず。
ーデメリットー
①数日〜1.2週間程跡が残ってしまう
②人によっては吸われてる時に痛いと感じる(吸圧の調整は出来ます)
吸玉は以前の記事でも紹介してます▶︎▶︎▶︎https://www.kita-kotu.com/blog/2019/06/post-199-683561.html
・皮内鍼(パイオネックス)
簡単に言うとピップエレキバンの鍼バージョンだと思ってください
小さい上に皮膚と似た色なので見えるところに貼ってても目立ちません。
意外と認知度が高いのか貼ってる人は多いイメージがあります。
ーメリットー
①常に貼っておけるため普通の鍼より刺激の持続時間が長い
②鍼の長さも0.9mmと短く鍼が苦手な方でも大丈夫な人が多い。
ーデメリットー
①普通の鍼より短い分、普通の鍼ほど奥まったところへの刺激ができないぶん効果は弱め
それぞれ一長一短であり鍼より優れる点とどうしても鍼に劣る点の両方を持ち合わせてます。
どれも血流を良くするという点では共通しています
モノやサービスが溢れる現代では消費者側も選択する権利を得られる様になってきました。
それは治療にも言えることで、どうしても鍼しか無いってわけでは無く他にも選択肢があるんだよってことを知って頂けると幸いです。
前回のクイズの答え
分かりやすいように全部ひらがなにしてみましょう
あり なし
しんきゅうし まっさーじし
さんいんこう あしさんり
とりがーぽいんと つぼおし
へいかつきん おうもんきん
おうかくまく ふくおうきん
じんぞう ぼうこう
分かりましたか?
あり側の共通点は動物の名前が含まれるでした。
なのでしゃちが含まれる社長はあり、含まれない院長はなしが正解でした。
、、、にしようと思ったのですが院長にもちょう(蝶)が含まれるからありでも正解です。
あと、なし側にう(鵜)もおるやんけってツッコミは無しでお願いします。
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