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2019.04.10更新

※今回は少し文章長めになります

 

 

こんにちは、きたの院永田です。

 

 

先月、イチローが現役引退を表明しました。


イチローといえば日本野球界、ひいてはメジャーリーグのレジェンドとも呼べる存在なわけですが鍼灸師界にもレジェンドと呼べるような存在がいるのをご存知ですか?

 

 

それが杉山和一です。

 


僕が生まれる300年前くらい前(江戸時代)に亡くなられている方なので歴史上の人物と呼べる位置づけなのですが、おそらくほとんどの人がしらないでしょうし、僕も歴史の授業で名前を聞いた記憶はありません。

 

 

ただ、鍼灸師の中では知らない人がおそらくいないってレベルで功績を残した人物でもありますので今日は彼の偉業をいくつかご紹介します。

 

 

鍼が痛くないのは杉山和一のおかげ??

 

もしあなたが鍼を受けた経験があって「あれ?想像してたほど痛くないぞ」と感じたことがあるならばそれは杉山和一のおかげかもしれません。

鍼を刺す際に一番痛さを感じやすいポイントとして鍼が皮膚の表面を突き破る時なのですがそれを感じにくくする方法の一つに菅鍼法※1(かんしんほう)というのがあります。

 

 

その管鍼法の発案者が杉山和一なのです。

 

 

管鍼法とは簡単に言えば細い管(鍼管※2)に鍼を入れ上に飛び出た部分を叩いて入れることで鍼が刺さった時の痛みを感じにくくしてくれるものです。

鍼より太い鍼管が皮膚に押し付けられているのでそれより細い鍼が入ってきても人間の脳はその刺激に気付けないわけです。

 

 

 

あ

 

※1 管鍼法 鍼管から飛び出た部分を叩いて皮膚に鍼を挿入します

 

あ   

※2 上の図の色のついた管が鍼管。鍼の太さによって色分けされています  

 

 

 

 

 

ちなみに和一は修行の帰りに石につまずき転んで身体に竹の筒に入った松葉が刺さったにもかかわらず痛くなかったことから管鍼法を思いついたという説があります。

 

 

 

将軍の治療を行っていた


生類憐みの令で有名な徳川家5代目将軍綱吉の治療を行っていたそうです。

 

そしてその熱心な治療が認められ綱吉に何か欲しいものはないかと尋ねられた際に、実は和一は幼少のころ病気で失明しているのですが「一つでいいから目が欲しい」と答えたそうです。


これに対し綱吉はさすがに目を見えるようにしてやることは不可能なのでその代わりに本所一つ目(現在でいう東京都墨田区)に土地を与えたという小洒落た逸話があります。

 

さすが将軍です、僕だったら恐らく代わりに目玉焼きをあげるとかいってぶん殴られてそうです。

 

 

 

盲人教育の先駆者
先述で綱吉から拝領した一つ目の土地に鍼治療の学問所を作り盲人に特別教育を行う。これは世界でも初めての盲人教育だったそうです。


今でも鍼灸やあんまマッサージが目の見えない人でも取れる資格になっているのは彼のおかげなのかもしれませんねglitter

 

 


いかがでしたでしょうか?日本で鍼のお世話になったことがある人なら必ずと言っていいほど間接的に杉山和一の恩恵を受けているというのが分かっていただけましたか?

 

 

 

一般的に目が見えないというのは大きなハンディキャップになるかと思いますがそれにもめげず大きな功績を残した杉山和一。彼のこの転んでもただでは起きない精神は我々も見習わないといけないかもしれませんsuu

 

 

 

 

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投稿者: 株式会社トリート

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